Director Greeting院長 ごあいさつ

院長 成田秀幸
多くの皆様のご支援のもと、令和7 年6 月、前橋市上佐鳥町に、児童精神科・精神科・心療内科「ジニアそだちのクリニック」を開院いたしました。
当クリニックがお手伝いしていきたいのは、一人ひとりの、ならではの【そだち】を見出し、育み、エンパワメントしていくことです。そして、その子・その人らしい【そだち】のために欠かせない、大切なことだと考えている要点が3つあります。
自己肯定感・自己有用感
人のありようは『多種多様』であり、誰もが唯一無二の存在。その人らしさをその人自身が好きでいること、自分にはできることがあると思えること。
レジリエンス
遭遇する困難に対する、踏ん張りや頑張り、しなやかさなど、その人らしい『強さ』。
つながり
お互いにわかりあい、必要としあう、人の『絆』のなかで、安心・安全な心理的居場所があること。
「ジニア」は百日草とも呼ばれるお花の名前です。『絆』という花言葉をもつジニア。花の形や色は実に『多種多様』で、暑さや日照りなど厳しい環境や病気にも負けずそれぞれの花を咲かせ続ける『強さ』が特徴です。当クリニックで大切にしたいことのシンボルとして相応しいと思い「ジニアそだちのクリニック」と名付けました。
そして当クリニックのコンセプトをご理解いただき、「ありのままの自分に自信を持って生きること」「百日草とともに、自らが上を向きその人らしく育つ様子」を表現してタカオカデザイン様にロゴを制作していただきました。
発達のこと、不登校など、さまざまな不安や困りごとに直面したこどもやおとな、ご家族のために、当クリニックが少しでもお力になれるよう、スタッフ一同、チーム一丸となって努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
プロフィール
〈 経歴 〉
- 2001年
- 群馬大学医学部医学科卒業
群馬大学医学部附属病院 精神科神経科・研修医
- 2003年
- 高崎中央病院 内科・研修医
- 2004年
- 群馬大学医学部附属病院 精神科神経科・医員
- 2005年
- 東京都立梅ヶ丘病院 児童精神科・シニアレジデント
- 2008年
- 群馬大学医学部附属病院 精神科神経科・助教
- 2018年
- 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園・診療部長
国立のぞみの園診療所・所長
〈 資格 〉
精神科専門医・指導医
精神保健指定医
子どものこころの専門医・指導医
日本児童青年精神医学会認定医
臨床発達心理士
〈 所属学会 〉
日本精神神経学会
日本児童青年精神医学会
日本トラウマティックストレス学会
日本総合病院精神医学会
日本精神保健・予防学会
日本精神衛生会