多くの皆様のご支援のもと、令和7年6月、前橋市上佐鳥町に、児童精神科・精神科・心療内科「ジニアそだちのクリニック」を開院いたします。
当クリニックがお手伝いしていきたいのは、一人ひとりの、ならではの【そだち】を見出し、育み、エンパワメントしていくことです。そして、その子・その人らしい【そだち】のために欠かせない、大切なことだと考えている要点が3つあります。
自己肯定感・自己有用感
人のありようは『多種多様』であり、誰もが唯一無二の存在。その人らしさをその人自身が好きでいること、自分にはできることがあると思えること。
レジリエンス
困難に遭遇しても踏ん張り、しなやかに回復していく、その人らしい『強さ』。
つながり
お互いにわかりあい、必要としあう、人の『絆』のなかで安心・安全な心理的居場所があること。
「ジニア」は百日草とも呼ばれるお花の名前です。『絆』という花言葉をもつジニア。花の形や色は実に『多種多様』で、暑さや日照りなど厳しい環境や病気にも負けずそれぞれの花を咲かせ続ける『強さ』が特徴です。当クリニックで大切にしたいことのシンボルとして相応しいと思い「ジニアそだちのクリニック」と名付けました。
そして当クリニックのコンセプトをご理解いただき、「ありのままの自分に自信を持って生きること」「百日草とともに、自らが上を向きその人らしく育つ様子」を表現してタカオカデザイン様にロゴを制作していただきました。
発達のこと、不登校など、さまざまな不安や困りごとに直面したこどもやおとな、ご家族のために、当クリニックが少しでもお力になれるよう、スタッフ一同、チーム一丸となって努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
院長 成田 秀幸